鯖街道ウルトラ
2009年 05月 17日
鯖街道ウルトラマラソンに参加してきた。
梅ノ木からのBコースも含めて、今回で4回目の参加となる。
以前のレースでは、午前中だけ小雨の時があったが、
今回ほど終日雨に降られたのは初めてである。
午前中こそ、まあまあ許せる雨であったが(但し、風は強かった)、
八丁平を通過して杉峠を越えるぐらいまで、雨脚がとても強くなり、
晴れの日でもぬかるんでいる杉峠への登山道が、
雨のために小川のようになり、濡れずに通過するのが至難の業になってくる。
登山靴ならこの程度のぬかるみはなんともないが、
ジョギングシューズだと、メッシュ地のため一発で泥水がしみ込んでしまう。
一度、ドボンとはまってしまうと、後はどうでもよくなるのだが、
足の指やかかとがふやけて、靴擦れを起こしそうで不安になる。
雨対策として、登山用のゴアのレインウェアーを用意していたものの、
足元はいかんともし難く、水分をたっぷり含んだシューズや靴下では、
晴れの日のような快適なランニングはとても望めません。
そんな中、途中でめげてしまわずに完走できたのは、
あの雨の中でも我々をサポートして下さったスタッフやボランティアの人達のおかげだと思う。
八丁平を抜けた少し開けた所に、こじんまりとした私設エイド(たぶん?)があるのだが、
今日のこの雨だとエイドもないだろうと、あまり期待せずにその場所に到着すると、
なんと女性の方が1名、カッパを着て傘をさしてエイドを開設されているではないか!
この時ばかりは、心より「お疲れ様です」と感謝した。
針畑診療所のエイドでは、強風で吹き飛ばされそうなテントを必死で支えて、
我々をサポートしてくれていた。
悪条件下のレースでは、スタッフやボランティアの人達の苦労が直接的に見れるだけに、
そのありがたさをいつも以上に感じることができた。
賀茂川の河川敷では、雨でいつもより人が少なく声援もあまりなくさみしかった。
でも、橋の下で、萩往還のTシャツを着た人から、
「お帰りなさ~い!」と大きな声での声援を受けた。
声援で「お帰りなさい」と言うのは、ウルトラマラソン独特のものだと思う。
やっぱり、ウルトラマラソンはいいなと思う。特にこの鯖街道ウルトラは。
絶好のコンディションで、景色を楽しみながらのレースも当然素晴らしいが、
スタッフやボランティアの人達の、この大会を盛り上げようとする気持ちを、
いつもより感じることのできる、
靴下ビショビショ、シューズジュクジュクのレースもまた良しである。
と言いながらも、今回でそのありがたみを十分に感じたので、
来年はぜひとも絶好のコンディションを期待したい。
by toshihi616 | 2009-05-17 00:00 | 大会参加 | Trackback | Comments(10)
雨の中の鯖街道お疲れ様でした。
私も数年前に1度参加したことがあったのですが、
さすがに萩に行くようになってからは、とても参加する
勇気がありませんでした。
でも、萩の250キロを完踏した後で、
鯖も完走出来るなんて凄いですね!
写真はタイトル「筋肉痛」のところからスライドショーを見てもらえます。
必要なのがあったらダウンロードコピーして下さい。
ryujiさんたちお仲間にもよろしくです。
お疲れ様でした。
雨の鯖街道マラニック、お疲れ様でした。雨が降ろうが槍が降ろうがかまわずに走るかねやんさんの姿が浮かんできました。大流行のインフルエンザにご注意を!
萩往還は浮気するかもしれませんが、鯖街道は初ウルトラの大会でもありコース自体に思い入れがあるため、これからも参加し続けると思います。鯖街道ウルトラはほんとにいい大会ですよ。
完走記とスライドショー拝見しました。同じような名前が並ぶとなんか変な感じですね。大会のスタッフの人も同じ名前がありダブルエントリーではと心配されたようです。でも住所が全然違うので同一人物ではないと判断されたようです。記録証をもらうときに教えてもらいました。
さすがに杉峠の登りで雨脚が強くなってきたときには、何で雨の中を走っているのか考えてしまいました。
新型インフルの件ですが、いま三宮はマスクマンだらけで大変なことになっています。西宮市や尼崎市でも発生したようで、まだまだ広がりそうです。私もなんとかマスクを手に入れてマスクマンに変身しています。
応援どうもありがとうございました。特に久多でのビールの差し入れはうれしかったです。でも、雨の日のレースはシューズが濡れてジュクジュクになるので、気分よく走れませんね。
来年はぜひ一緒に走れましょう。来年になったらocさんも青ちゃんのようにかっ飛んで行くんでしょうね。もう青ちゃんにはついていけません。来年の鯖街道が楽しみですね。来年は天気のいい鯖街道であるといいのですが。