丹後ウルトラ、蒸し暑さにマイッタ!
2011年 09月 18日
丹後ウルトラに参加してきた。
三木RCのK池さん、Kちゃんと受付会場で合流していつのも中華料理屋へ。
話題はやはり明日の天候のことで、予報では晴れマークで気温も相当上昇するらしい。
予想最高気温が30℃を超えるようで、台風の接近もあり湿度も高く、
予報どおりだと過去最悪の気象条件となる。
練習量としては、今年は昨年の猛暑ほどではなかったので、
何回かクラブの30キロ走に参加したりと、まあまあ距離は踏めている。
懸案の痛風発作も今夏はなく、去年よりは自信を持ってスタートラインに立てそうである。
最大の問題は明日の天気だが、蒸し暑いコンディションの中、
100キロも走りきれるのかと一抹の不安はある。
でも、走り出せばなんやかんやいいながらゴールできるのではと、
口に言うほど深刻には考えていなかったのも事実である。
いつものように2時半に起きて、スタート地点に向かう。
いやな兆候として、スタート前にアレが出なかった。
完走していたら忘れていたと思うが、これも一つの遠因であろう。
スタート前にチャリティーマラソンでお馴染みの坂本さんが今日の気象条件を、
「気温が上がり過酷なコンディションとなりそう」と。
確かに夜明け前の肌寒さが感じられず、真夏の朝に逆戻りしたような感じである。
4時半、スタート。
それでも日が昇るまでは、いつものウルトラの前半ペース、キロ6分ちょいで走れていた。
七竜峠を越えて久美浜湾沿いのコースを淡々と走る。
発汗量もいつもと極端に変わることはない。
でも、25キロのエードを過ぎた辺りから体が重くなり始めてペースも徐々に落ちていく。
過去レースを振り返ると、まだまだペースダウンするような所ではなく、
七竜峠の昇りまでは何とか走れて、この峠で歩きが入るのがいつものパターンなのだが。
30キロの第一関門では早くも頭から水をかぶり始めている。
去年の苦しいレースの時でも、最初の水かぶりは50キロ地点のあじわいの郷だったのに。
第一関門を過ぎて体の調子が今ひとつなのを感じる。
走ると熱が体にこもるような感じで、ペースもどんどん落ちていく。
走ろうとする気力が徐々に薄れていき、坂道でもないのに歩きが入る。
以前に痛めた左ひざの内側に変な痛みを感じる。
体調が悪くなるとマイナスの体の変化に敏感になるようで、
走りを止める口実を探しているような、全くブルーな気分。
当然、七竜峠の登りでは歩きっぱなしで、下りに入っても歩いてる時間のほうが長い。
なんとか浅茂川漁港(44キロ地点)に10時半前に到着したが、
既にスタートから6時間弱も経過している。
エード横のテントに入り、しばらく横になっていた。
同じ様に寝ている人、物陰で座っている人が何人かいた。
時折、雲間から太陽が顔を出して、強い日差しが降り注ぐ。
予報どおりに晴れてきたら、ますます気温が上昇してくるだろう。
ますます過酷となる気象条件の中、復活は望めそうになく、
気持ちが完全に折れてしまったので、ここでリタイアを決めた。
丹後ウルトラは、6戦4回完走。
タイタン(10回完走者)まであと6回完走のまま。
まだまだ、修行がたりまへん。また来年頑張ります!
(追記)
ブログをしていることを後悔するのが、
今回のようなリタイアをしたとき。
リタイア日記はほんと筆が進まない。
でも、来年のリベンジのためにも、日記に残しておかねば。
by toshihi616 | 2011-09-18 00:00 | Trackback | Comments(12)
高温、高湿の悪条件だったのですね。
身体のためにも、ベストの選択だったのでは。
次の大会で爆発してください。
涼しい丹後を走れたら、最高なんですがね〜。
残念でしたねえ。
丹後は相性悪いみたいですやん。
いつも暑いし・・・
マラソンの神様が超えるべき試練を下さったと無理やり思うしかないか・・・
私は出ませんよ~だってかねやんさんがリタイヤするくらいやし、楽なはず無いですやん。(^^;
それにしても、あれだけ練習を積めていたかねやんさんがリタイアなんて、余程の天候だったんですね。
ただ暑いだけでなく、湿度の高さが原因でしょうか。
日本海に面する所はなかなか厳しいですね。
過酷な条件の中、さぞおつらかっただろうと思います。
一昨年初めて丹後に出て、そのときですら暑さにやられてフラフラな僕だったので、もし今年のような条件だったら早々に数キロでリタイアだったのでは、と想像します。
蒸し暑かったのもありますが、初ウルトラのように何が何でも完走するぞという気持ちが薄れていたのも事実です。フルに向けて気持ちを切り替えてまた走ります。
もう1週間遅ければ少しはマシになると思うのですが、結構キツイ気象条件のときが多いです。
来年はエントリーされるんですか!楽しみです。頑張って一緒にゴールを目指しましょう!
丹後はこれで2度目のリタイアです。相性が悪いというか、やはり暑さが最大のネックですね。気持ちを切り替えて来年のリベンジ目指してまた一からやり直しです。
確かに湿度はかなり高く、体がついていかなかったみたいです。ウルトラは厳しいことを改めて思い知らされました。また頑張ります。
かねやんさんみたいに走り込まれていても
調子が悪い事があるのですね。
私は今回は最初からあきらめていたのですが
それでもミスでウルトラ最短リタイヤ記録を作って
しまいました。
最初からの立て直しが必要です。