サブスリーは単なる通過点?

その本にはこう書いてあった。
「サブスリーはひとつの到達点、最終目標ではない」と。

20歳、30歳代の若いランナーだけにむけて書かれているのではなく、
ごく普通の市民ランナーにむけて、ある程度の年齢のランナーも含めて、
さらりと書いてある。

サブスリーは市民ランナーの勲章で、その勲章を手にする人はごく少数である、
というような文章はよく目にする。
でも、それはそんなに高いハードルじゃないよ、という文章は初めてで新鮮だった。

さらに、その本はフルマラソンの目標として、
「2時間+年齢」を目標にしようと書いてある。
私は現在54歳なので、サブスリーより6分も速い2時間54分ということになる。
これでいくと60歳でピッタリ3時間となる。

私も走り始めてから7年が経過して、何度かフルマラソンを経験したが、
サブスリーがいかに高い壁であり、平均でもキロ4分15秒で42.195キロを、
とてもじゃないが走りきれないと思い込んでいた。
ハナから達成不可能な夢物語で、現実的な目標ではないと決めつけていた。

ここまで書くと、いかにもサブスリー宣言をしそうな流れだが、
そうではなく達成不可能と思い込んでいたサブスリーも、
考えようによっては通過点かなと、一瞬でも納得したことを書き留めておきたかった。

マラソンというスポーツが、ある程度年齢が高くなっても、
うまく体をコントロールすれば走る能力は着実に向上するスポーツであることも、
その納得の背景になっている。

最近のレースがうまく走れていることもあるが、
準備期間も含めたフルマラソンの楽しさがわかってきた。
シーズンのレースに備えて、走りきれる脚を作るため数ヶ月前から準備する。
30キロ走やハーフを走り、走力を冷静に判断してどのくらいのペースで走るのか決定する。
そしてレースになり、自分自身をコントロールして3時間超の時間を走り続ける。

当初の考え通りに走りきれた時の、達成感・満足感は何ものにもかえがたい。
そしてゴール後には、来シーズンは後半の落ち込みを克服したいなんて考えている。
こんなことを毎シーズン繰り返していれば、そのうち通過点が目の前に現れるかもしれない。
そして実現可能な目標として設定できる日がいつか来ればと思う。
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by toshihi616 | 2011-12-28 00:00 | Trackback | Comments(4)

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Commented by 酔いどれランナー at 2011-12-29 09:38 x
今回の記事の内容,とてもいいですね。
まだまだやれるかも?と期待を僕達にも抱かせてくれる。
かねやんさんならその地点をさらりと通過していくかも。
Commented by toshihi616 at 2011-12-29 21:42
酔いどれランナーさん、ありがとうございます。
そんなふうに感じてもらえるとうれしいです。
この本を読んで感じたことを、ランナーの皆さんに伝えたくてこの記事をアップしました。
さらりとは無理だと思いますが、以前に比べるとその壁は少しだけ低くなったような気がします。
Commented by たにやん at 2011-12-30 11:53 x
かねやんさんなら、練習しだいで3時間切れそうな気がします。
そうは言っても簡単な道のりではないかもしれませんが・・
挑戦してみる価値はおおいにあると思います。
ぜひ、チャレンジしてください。
それに、年上の人ががんばっている姿はすごく励みになります、私もがんばらなきゃなあって感じで・・。それがなければ私の奈良のタイムはかねやんさんの加古川のタイムに負けていたかもしれません。(^_^;)
あと、わたしもなにかしら根拠というか、こころのよりどころみたいなものをついついさがしてしまいます。
わたしもかねやんさんに負けないようにがんばります。
Commented by toshihi616 at 2011-12-31 11:13
たにやんさん、ありがとうございます。
確かに簡単な道のりではないと思います。ランニングを続けていくうえでの、ひとつの励みと思って少しずつでも近づけていけたらいいなと思います。
それと、昨日は忘年会お疲れ様でした。楽しかったです。いいクラブに入ったなとつくづく思いました。来年も頑張りましょう!

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