六甲有馬氷瀑めぐり

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裏六甲の氷瀑しているという七曲滝、百間滝、似位滝を見学してきた。

初めて山行となるが、滝が寒さで凍り、素晴らしい氷のオブジェが見られるらしい。
途中の登山ルートも凍結しているのでアイゼンは必須らしい。
4本爪のアイゼンをザックに入れて、シューズも登山靴の完全トレッキング仕様で今日はトレランはなし。
スタートは有馬温泉駅だが、鈴蘭台辺りで雪がかなり降ってきた。
初めてのコースだが、大丈夫だろうか、ちょっと不安になる。
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神鉄有馬温泉駅を朝の9時2分に出発。
多くの登山姿の人達がいたが、みんな凍った滝を見に行くのだろうか。
今日は三つの滝を見て、再び有馬温泉駅に戻る予定なので、
全コース10キロもなく、時間的にはかなり余裕がある。
うっすら雪が積もった景色を楽しみながら、まずはロープウェイの駅を目指す。
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ロープウェイの駅からしばらく林道を歩き、川を渡り紅葉谷・極楽茶屋に至るコースを歩く。
雪はすでに止んでいるが、外気は冷たくひんやりした空気が気持ちいい。
道も歩きやすい道でアイゼンなんか必要あるのかなと思うほど気楽なコースである。

一つ目の滝である七曲滝への分岐に到着。
前を行く二人連れの人達はアイゼンを着ける様子もなくそのまま行くので私もそのまま。
再び同じところに戻ったとき、多くの人がこの分岐でアイゼンを装着していた。
本来ならこの分岐でアイゼンを着けないといけなかったのだ。

急に道が険しくなってきた。
右の谷側が切り立った崖を幅の狭い足場でトラバースするようなコースで、
しかも完全に足場が凍結しているところもある。
引き返そうかとも思ったが、前の二人が何事もなく通過したのでいけるのかなと思った。

足場が水平なところだとスリップする恐怖はないが、ちょっと傾斜のあるいやな足場に出くわした。
しかもホールドすべき岩がなんと凍り氷の膜で覆われて、滑りそうでしっかりと体重をかけれない。
本当に肝を冷やしたのはほんの2歩程度であったが、体重の預け方を少しでも間違えれば、
滑って20メートルほど(ちょっとオーバーか)下の谷底へ転落となっていただろう。

六甲山の一般ルートでこんなに恐い思いをしたのは初めてである。
まさに薄氷の上を歩くように、バランスを崩さぬように慎重に歩を進めた。
滑落せずに事なきを得たが凍結したルートはほんとに恐いと思った。
トラバースルートを渡りきった安全なところで、速攻でアイゼンを装着した。
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そんな恐い目をしながら、10時15分、七曲滝に到着。
そこには期待以上の素晴らしい氷のオブジェがあった。
滝の中央部分はまだ完全には凍結しておらず冷たい水が流れ落ちている。
ネットなどでこの滝の氷爆写真を見たことがあるが、
実際に現地で自分自身の目で見たほうが数段きれいで迫力がある。
この滝が全て凍りつくところを見たいものだ。

再びあの危険なトラバースルートを通過したが、
今度はアイゼンを着けていたので足元の不安はなくなんとか無事に通過できた。
すると、前から来た男性と女性のカップルが、
「崖のコースにロープはありましたか?」と聞いてきた。なかったと答えると、
「前はあったのに、それなら違うコースで行こう」
と少し引き返して、山側のコースを登り始めた。

どうも、危険なコースの手前に山側に逃げられる高巻きコースがあったようだ。
七曲滝に来ていた人達は、みんなあの危険なコースを平気な顔をして通過したのかと思っていたので、
そういうことかと納得した。
それにしても大変な二人連れの後を付いていったもんだ。
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10時45分、ふたつ目の百間滝に到着。
七曲滝に比べるとちょっと凍結具合が中途半端か。
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10時55分、百間滝の近くにある三つ目の似位滝に到着した。
下の3枚の写真は全て似位滝だが、この滝も完全には凍結していない。
でも、凍結して幾重にもツララができており見応え十分である。
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最後の写真は、ちょっと分かりづらいが百間滝の滝口から覗き込むように下を撮ったもの。
写真に夢中になって落っこちないように注意した(笑)。

三つの滝を見た後、同じ道を通って有馬温泉駅に12時40分に到着した。
途中、景色のいいところでラーメンを作って食べたので時間がかかったが、
温かいラーメンが何より美味しかった。

冬の山はそれなりに装備や技術も必要で、危険でもあるのであまり経験はないのだが、
低山で冬山を楽しむのもいいもんだと思った。
でも、山で久しぶりに緊張した、無事に帰宅できて何より。001.gif
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by toshihi616 | 2012-01-28 00:00 | Trackback | Comments(4)

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Commented by oc at 2012-01-30 12:00 x
氷瀑めぐり、お疲れ様です。
ものすごいきれいなつららですね!!

比叡山などで、雪道を登るのはだいぶ慣れてきましたが、さすがに氷った道は通ったことないですし、怖すぎますね~。
読みながらでもハラハラしてしまいました。
Commented by ryuji1962 at 2012-01-30 16:52 x
紅葉谷には最近2度ほど
足を運んでいます
途中、七曲の案内を見たような...

しかし、前のお二人は
平気だったんですかね

雪は楽しいですが、氷は怖いので行けないですわ

ラーメンまた食べたいです
Commented by toshihi616 at 2012-01-30 21:32
ocさん、こんばんは。
あそこで滑っていたらと思うと、冷や汗が出てきます。
あんなスリルはあまり味わいたくないですね。
山では普通の登山道を行くのが一番です。
Commented by toshihi616 at 2012-01-30 21:35
ryujiさん、こんばんは。
前の二人があそこでアイゼンを装着してくれれば、
あのんな恐い目にあわずにすんだのに。
あそこは、素直に戻ってアイゼンを着けるのが正解なんでしょうね。
寒いときの温かいラーメンはいいもんですよ。
また行きましょう!

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