神鍋トレラン、神鍋はいいところです
2013年 07月 07日
ジオパークトレラン神鍋高原に参加してきた。
7月、8月の大会は、時期的に気温が高くキツイので、
過去あまり参加したことがない。
今回は、この暑い時期に長い距離を走る練習として参加した。
そして、神鍋高原への1泊家族旅行も兼ねて、
義母さん、家内、娘、私の4人で行ってきた。
大会前日は、夕食のBBQで地元のとれたての野菜と肉を、腹いっぱい食べた。
そのほかにも、隣の畑で作ったという新じゃがをフライドポテトにして出してくれた。
高原を見渡せるペンションのテラスでのBBQ、
このロケーションでは何を食べても美味しく感じられてしまう。
レース当日の早朝、すごい雨音と雷鳴で目が覚めた。
中止になるのではと思うほどの悪天であったが、
スタート前には雨が小降りになっていた。
8時45分、ウェーブスタートの最初の組でスタート。
親切すぎるほどに道案内板があり、まず道を間違うことはない。
スタート後は比較的平坦な道を「八反の滝」なんかに寄りながら、
万場スキー場のゲレンデに出た。
ゲレンデ横の道を登ると、ここからは大杉山まで強烈なトレイルとなる。
新たに整備された登山道らしいが、ここの急坂が今大会最大のしんどさであった。
普通、急な斜面では九十九折れのようなルートが設けられるが、
頂上まで尾根伝いにひたすら直登する。
そして、早朝の雨の影響でとても滑りやすい。
何度か足を滑らせながら登ったが、太もものダメージは半端ない。
早朝の大雨の影響かとても蒸し暑い。
近くのいるランナーの顔を見ると、大粒の汗が顔中に吹き出ている。
そこそこ鍛えられている人がこういうトレイルの大会に参加するので、
坂の途中で一休みする人は少ないのだが、
この急坂だけは別のようでルート脇で息を整えている人が多いように思った。
信じられないほどの杉の巨木が見えてくると頂上は近い。
次は稜線伝いに蘇武岳に向かう。
所々滑りやすい急な下り坂があるが、稜線上なので走れそうなアップダウンもある。
蘇武岳頂上はとても見晴らしのいいところで、涼やかな風も吹いていた。
コース上で最高に気分の良い所であった。
ただ、この辺りから青空が広がりだし、蒸し暑さに一層拍車がかかる。
まだ、15キロも走っていないが、疲労度は半端ない。
このままいい天気が続いていれば、走る気力を無くしてしまうところであったが、
幸いにも曇り空となり、なんとか最後まで走り続けることができた。
コースは蘇武岳まではハードなトレイルであったが、
それ以降は、舗装された又は地道の林道が主なコースとなる。
蘇武岳までで体力を消耗したのか、林道の登りで歩きが入る。
最後に神鍋山を登り火口を半周して、ゲレンデを駆け下ってゴール。
疲労困憊。楽しみにしていたゴール後のビールは、冷えていなかった、ウゥ~ン、残念。
でも、この時期、一人練習では42キロも走れないので、
とてもいい練習になった。
家族のほうも、私が走っている間に日本海までドライブに行ったようだ。
宿泊したペンションでは、お土産に取れたての新じゃがをくれた。
神鍋高原はいいところでした。
しかし、村岡ダブルフルは、あんな坂道の連続するコースで100キロもある。
今日のコースは、その半分以下の42キロしかない。
恐るべし村岡、心して挑まねばなるまい。
by toshihi616 | 2013-07-07 00:00 | 大会参加 | Trackback | Comments(4)