久しぶりの京都北山皆子山峰床山

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京都北山に行ってきた。

登頂予定の山は、京都で一番高い皆子山。
大学時代に登ったことはあるが、
OCさんのブログを読んで無性に行きたくなった。

遠い昔の記憶では、ただただしんどく険しい印象しかない。
1回生のころで先輩の背中を見てひたすら付いて登り、
ピーク付近では熊笹のブッシュがひどく、
藪コギをしてようやく頂上にたどり着いた。

登りよりも下りのほうが印象に残っている。
谷筋を下っていったが、その谷がとても険しくて、
不安定な丸太橋を冷や冷やしながら何度か川を渡るなど、
読図の難易度の高いそして険しい沢のある山という記憶がある。

登山にあたり他の人のブログを読むと、
昨年の台風による豪雨のために、
コース上の丸太橋が流されたり、コースが崩壊したりで、
川の中を渡渉する覚悟がないと登れない危険なコースとなっているらしい。
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その代わり、以前は登山コースがなかった東尾根にコースができているようだ。
このコースだと尾根筋を登るので、水の中にドボンとはまる心配がない。
安全な尾根筋を登る東尾根コースを登ることにする。
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7時45分、出町柳発のバスで安曇川沿いの平バス停に8時半過ぎに到着。
バス停から少し戻り最初の橋を渡って対岸へ。
おばさんが表に出ていたので、この道で合っているか聞いてみた。
この道がお墓の横の登山道に続いています。
コースの右は深い谷だから行かないように、とアドバイスまで頂いた。
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尾根筋のコースは結構厳しいが、下から涼やかな風が吹いて気分は上々。
コースは踏み跡もしっかりとついて、赤テープも適度な間隔であり安心して登れる。
1時間20分ほどで、意外にあっけなくピークに到着。
記憶にあったブッシュなど全くなく、その風景の変化に驚いた。
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登ってきた道を下り、再び平のバス停に到着。
ここから北に6キロ弱、舗装路のランニング。
途中で短時間であったが雨が降ってきた、そこそこきつい雨だった。
しばらく雨宿りしていると小雨になり再び青空が広がってきた。
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中村のバス停に到着。
林道入り口にロープが渡してあった。立ち入り禁止ということか。
ここから江賀谷の林道を30分ほど登っていくと、左俣と右俣の分岐に着く。
躊躇したが行けるところまで行こうと思い、ロープをくぐって再び歩き出す。
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この林道が想像以上に荒れていた。
舗装路の陥没、倒木、護岸舗装の倒壊。
林道を利用する人が少ないからか、補修することなくそのままの状態。
この先の登山道もこのように災害を受けたままかなと思い少し不安になる。
林道から右俣への登山道へは、飛び石伝いに川を渡らないといけない。
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水量が多く飛び石が濡れており、渡るのに神経を使う。
最初の渡渉は無事に成功。
右俣の登山道に入ると、大雨の影響は所々散見された。
斜面のコースは崩壊して、新たな高巻きルートが新設されたり、
そのがけ崩れのところに狭いトラバースルートが設営されていた。
記憶にあるコースと違い、とてもタフな緊張を強いられるコースとなっていた。

そして、確か3度目の渡渉のとき、濡れた石に体重を掛けた途端スリップ。
思わず右手で体をかばったが、その右手にも強烈な痛みが、そして水の中へ。
転倒の動揺から立ち直り、右手の小指を見るとひどく腫れている。
痛みもあり、ヤバイ骨折かと、左右に動かして確認してみる。
意外と、動かしても痛みは強くならない。

足ではなく手なので歩行には支障ないが、
気持ちはどんどんマイナス思考に傾いていく。

このまま、峰床山まで行くのか?
時間的には余裕があるが、指の腫れや痛みが増したらどうする。
しかも、転倒前にコンパスをどこかで落としたようで、
この先、北も南も分からなくなったらどうする。
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九十九折れの峠への最後の急な坂道を、不安な気持ちのまま登り、
なんとか峠である中村乗越に到着。
八丁平へはここから下るだけ、
峰床山へはそこからまだクラガリ谷を登らないといけない。

少し落ち着こうと思い、切り株に腰を下ろして、
紅鮭のおにぎりをほお張る。
すると、突然、強い雨が降ってきた。
慌ててレインウェアーを取り出した。

この雨で沢の水が増えて、渡渉がますます困難になったら一大事と思い、
峰床山登頂の思いをあっさりと断念し、下山準備に取り掛かる。
迷っていた気持ちを突然の雨が、断念へと後押しした感じ。
転倒した渡渉ポイントを慎重にやり過ごし、無事バス停まで下山した。

久しぶりに訪れた、京都北山でも最も思い入れのあった山域は、
様変わりしていて、ちと寂しかった。

22日、追伸。
小指の腫れが引かないので、診察を受けた。
診断結果は、右小指骨折。当然、完治するまで運動はダメとのこと。
しばらく、大人しくしています。
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by toshihi616 | 2014-07-21 00:00 | Trackback | Comments(10)

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Commented by よしこちゃん at 2014-07-22 22:42 x
お疲れ様でした。21日は、こちらは天気が良く雨は降らなかったのですが、山の天気はわかりませんね!!
小指の骨折が治ったら峰床山ですね!!
やはりロープが張っていたら止めたほうがいいのかな(行きたい気持ちはあっても・・・なかなかそれがむづかしい・・・)
お大事に(^o^)/
Commented by ryuji1962 at 2014-07-23 01:35 x
あれ~(;_;)
大変な事になりましたね
お大事になさって下さい
デンジャラスは駄目ですよ
Commented by toshihi616 at 2014-07-23 05:37
よしこちゃんさん、ありがとうございます。
実はこのロープの前にも、進入禁止のバリケートがありました。2重の進入禁止の警告を無視した結果が骨折でした。
いやな予感が的中してしまいました。
完治したらまたよろしくお願いします。
Commented by toshihi616 at 2014-07-23 05:42
ryujiさん、」ありがとうございます。
とうとう私も骨折してしまいました(笑)。骨ってやっぱり折れる時は折れるんですね。腫れ方が今までと全然違うので、骨折かなってうすうす感じていました。完治するまで運動はダメみたいで、つらいですが大人しくしておきます。
治ったらまたよろしくお願いします。
Commented by じゅんこ at 2014-07-23 07:48 x
とうとうかねやんさんも骨折ですね(笑)!!
・・・って、笑い事ではありませんね、すみません(^^;
手の小指でも、きちんと骨がつかないと、
なにかと不自由なのでお大事になさってくださいね。治ったら、また練習会ご一緒してもらえるよう、精進しておきますね!!


Commented by ひげ親父 at 2014-07-23 20:59 x
命あっての物種、といいますから小指一本で済んでよかったですね。京都の山で転落して大変な目にあったランナーを知っています(反省して丸坊主にしているそうです)。
Commented by toshihi616 at 2014-07-23 21:06
じゅんこさん、ありがとうございます。
自分だけは骨折しないと信じ込んでいましたが、あっさりと折れてしまいました。
足首の調子が今一つで、練習量が落ちていましたが、これで運動量ゼロになり、ますます体重が増えそうです(泣)。
腹筋でもして、走る準備をしておきます。
治ったらまたよろしくお願いします。
Commented by toshihi616 at 2014-07-23 21:15
ひげ親父さん、ありがとうございます。
ほんと小指の骨折で済んでよかったと思い込みます。
単独での登山は気楽なところもありますが、
アクシデントがあると危険がいっぱいなことを、改めて感じました。
しばらく日曜練習会の参加できませんが、完治しましたらまたよろしくお願いします。
Commented by oc at 2014-07-24 18:05 x
小指、お見舞い申し上げます。
お大事になさってください。

皆子山のあとに峰床山へ、というチャレンジ精神に頭が下がります。
この沢は僕にとってもトラウマで、左俣に迷い込んだことがあります。
鹿の親子の死体を見たこともあります・・・。
Commented by toshihi616 at 2014-07-24 20:42
OCさん、ありがとうございます。
大学時代でも、左俣は危険ということで、行ったことがないです。
相当苦労したんじゃないですか。
私も近くの谷のカマクラ谷で鹿の白骨を見たことがあります。
骨折が治ったら、違うルートから峰床に登ってみたいです。

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