加藤文太郎に挑戦!
2008年 04月 28日
なぜか頭の中では、萩往還後のやりたいことについて考えている。
無意識のうちに萩往還の困難から逃げようとしているのか。ちょっと、弱気。
でも、せっかく考えたので、今年走っててみたいコースについて書き残したい。
昨年は、柳生街道、比良縦走路、熊野古道小辺路を走ってみたいとブログに書いたが、
今年は、次のコースにチャレンジしたい。
①京都1周トレイル(約66キロ)
京阪の伏見稲荷駅から京都のトレイルコースを東山、北山、西山とグルーっと1周して、
ゴールはJRの保津峡駅までを1日で。
同様のコースを走破する大会があるが、時期が9月とまだまだ暑いため難易度が高すぎる。
個人的にもっと走りやすい季節にチャレンジしたい。
②ダイトレ全山縦走(約45キロ)
近鉄の上の太子駅から、屯鶴峯にあるダイトレ起点を踏んで、槙尾山口バス停までを1日で。
大阪府チャレンジ登山で一部を走ったことはあるが、全山縦走はまだ。
③加藤文太郎に挑戦コース(約100キロ)
神戸の和田岬から一般道を須磨まで、そこから六甲縦走路を宝塚までトレイルランして、
宝塚からは一般道を走り、和田岬をゴールとする。
このコースは、新田次郎の「孤高の人」のモデルとなった実在の人物、
登山家である加藤文太郎が、早朝から深夜にかけて1日で歩いたコース。
初めてこの小説を読んだときは、とても人間業とは思えない、とてもまねできないと思ったが、
今ならそんなに夢物語でもないかなと思える。
「そうだ。加藤は生まれながらの登山家であった。彼は日本海に面した美方郡浜坂町に生れ、十五歳のときこの神戸に来て、昭和十一年の正月、三十一歳で死ぬまで、この神戸にいた。彼はすばらしく足の速い男だった。彼は二十歳のとき、六時に和田岬の寮を出て塩屋から山に入り、横尾山、高取山、菊水山、再度山、摩耶山、六甲山、石の宝殿、大平山、岩原山、岩倉山、宝塚とおよそ五十キロメートルの縦走路を踏破し、その夜の十一時に和田岬まで歩いて帰った。全行程およそ百キロメートルを十七時間かけて歩き通したのだ」
「考えられませんね」
「誰もはじめは信用しなかった。そのころ彼はもう、けたはずれの登山家になっていたのだな」
〈「孤高の人」より、一部抜粋〉
GWの天気は心配なさそうだが、あまりいい天気もバテそうで困るな~。
明日は祭日だし、持ち物の準備とコース研究に無理やり専念しよう。
萩往還を走られる皆さん、当日はよろしくお願いします。
by toshihi616 | 2008-04-28 22:14 | Trackback | Comments(24)
今回,全然練習が出来ていなくて,
足が鍛えられていません。
自信が全くないのですが,
仲間に連れて行ってもらうつもりです。
現地でお目にかかりましょう。よろしくです。
やはりその時六甲を縦走してしかも徒歩で神戸まで帰るって事なんて、信じる・信じない以前に想像すらできませんでした。
でも、人って鍛錬したら出来るんですねえ。かねやんさんなら可能かも知れませんよ。これ出来たら、マジすごいでしょ。
萩は良い天気らしいですね。山の中だから少々気温上がってもいけますよ。携帯は圏外かもしれませんが、眠気さましの応援メール送りますよ。
健闘を祈ってます。
萩往還240kmまで、あと1週間を切りましたね。準備は整いましたでしょうか?。天気予報も晴れの予想で、うっとしい雨の心配もなく萩路を楽しんで下さい。走力や脚力は練習で付きますが、睡眠不足も気力で乗り切って下さい。RYUJIさんもご一緒なので、少し頑張って楽しく完走目指して頑張って下さいね。
また、ご一緒に六甲山や京都トレイルを走ること楽しみです!!!。
全コース、走ったことはありますが、とぎれとぎれです。
通しで行くのも楽しいでしょうね。
加藤文太郎さんの遭難から始まる小説、今、山と渓谷の雑誌で連載していますね。 「孤高の人」とは違う加藤文太郎さんが描かれているようなので興味があります。
「孤高の人」は三回くらい読みました。
どんな展開になるか全く分かりませんが、萩往還、楽しんできます。
加藤文太郎に挑戦コース、企画的には悪くないでしょ。
宝塚からの一般道が、電車や飲食店があり誘惑が多いので、その誘惑に勝てるかどうかですね。
萩往還では、ハセツネのようにパワーを送ってくださいね。
疲れても復活することを信じて、あきらめないで走れたらと思います。
去年140キロに参加して、道中しんどかったですが、ゴールできたときの達成感は今までのどの大会よりも大きいものがありました。
250キロのゴールはどんなんなんでしょうか。最後まであきらめずに行けたらなぁと思います。
萩往還、かねやんさんなら絶対完踏間違い無しですよ。
京都1周トレイルは、チャレンジする時期が問題ですよね。
6月までには行きたいと思っています。
最後に、萩往還では、よろしくお願いします。
ランニングをする前でしたら、絶対無理だと思っていましたが、ウルトラマラソンなんかを走っているうちに、ひょっとしたら可能かなと。
まあ、ひとつの目標としてチャレンジしてみますね。
もうご存知かも知れませんが、萩往還の公式HPのBBSで、A4サイズの見やすいコース図を手に入れることができますよ。
ダイトレ、わたしも全山縦走してみたいです。一緒に行きませんか?
萩往還、こちらこそよろしくお願いします。
萩往還は、天候も良さそうで雨はなんとか大丈夫そうです。
どんな結果になるのか分かりませんが、精一杯粘ってみようと思います。サプリママさんも、しまなみに向けてうまく調子を上げていってください。
ようやく明日の準備が終わりました。
明日の午後6時スタートです。目一杯、楽しんで、粘りに粘って、感動のゴールを味わえたらと思います。王子が箱根の第1区を完走したように、私も完踏できたらいいのになぁ。
萩、お疲れさまでした。
初萩、140kmの練習で、3月末に六甲縦走+夜間走で一周りしましたが、9時半発、5時半着でした。
17時間とはすごいですね。
「孤高の人」、読んでみます。
六甲縦走+夜間走、既に走られたんですね。HASEさんで20時間でしたら、私は丸1日かかりそうです。これから暑くなってくると、とても走れませんので、秋以降にチャレンジしたいと思います。
それと、萩往還お疲れ様でした。来年は250キロにエントリーでしょうか?私は、もう出たくありません(笑)。
須磨浦公園9:23→宝塚温泉17:35 (8:12/56km)
宝塚温泉18:20→阪神武庫川駅19:56(1:36/12km)
(阪神武庫川駅→阪神梅田 電車でワープ,梅田21時発の夜間走組合流のため)
桜橋交差点21:06→須磨浦公園5:26(8:20/42km)
来年?250kmは今のHASEの実力では無理と思います・・・。(焦)
最後の一般道は、大阪からなんですね。合計したら110キロで、加藤文太郎コースより長いですね。コースタイム、参考にさせていただきます。