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第20回萩往還マラニック250K FINAL

3.宗頭~ゴール(瑠璃光寺)

仮眠後、予定通り宗頭文化センターを深夜1時半に出発する。
ラッキーなことに、完踏経験者と共に出発することができた。
何の問題もなく藤田商店CPに到着して、鎖峠まで行くことができた。
我々だけだと、こんなにスムーズには行かなかっただろう。幸先がいい。
鎖峠はもっと薄暗い山道の峠をイメージしていたが、普通の国道だった。
(心霊現象を見れると期待していたのだが・・・)

国道からの枝道をテンポよく下り、JR三見駅CPに到着する。
ここからは山陰本線を縫うような山道のコースとなる。
この区間で睡魔が襲ってきて、ヘッドランプで照らされる風景が、
妙にぼやけてきて夢を見ているようで、頭がボッーとしてくる。
両手でほっぺたを叩くが、すぐに夢うつつの状態になる。

山道だしこれはヤバイと思い、今回持参した「眠気防止薬」を服用する。
明らかに風景がクリアーになり、体全体の倦怠感がなくなるような感じがした。
山道を抜けたあたりで今大会2度目の夜が白々と明けてきた。
次のJR玉江駅まで道なりの一本道なので、一人走り続け玉江駅に到着したが、
ryujiさん達がなかなか追いついてこない。

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     〈萩市にある常磐大橋、5月4日早朝、風もあり肌寒いです〉

どうも睡眠不足などで調子が悪いようで、適当なところで15分ほど仮眠を取ることにする。
私としては、平坦な道はゆっくりでもいいから走っていたかったが、
ryujiさんやじじさんのしんどそうな顔を見ていると、走り続けましょうとは言えなかった。
仮眠後、効果てきめんだった「眠気防止薬」を2人にも飲んでもらい、復活を期待した。
そして、その薬が効いている間に距離を稼げたらと思い、
笠山手前の明神池までやや強引にパーティを引っ張った。

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     〈笠山の周回コース、虎ヶ崎CPを目指します〉

到着時刻を見ると昨年よりよほど早く、萩往還道入口までもう少し頑張れば、
ある程度余裕を持って最後の萩往還道を進むことができる。
笠山CPと虎が崎CPをクリアして、つばきの館でカレーとビールをもらう。
昨年もここでのカレーとビールで元気になったのでゲンを担いだ。

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     〈つばきの館で腹ごしらえをして、最終CPの東光寺へ〉

ここから最終のCP東光寺までは、ryujiさんがトップで走ってくれた。
東光寺で最終のチェックを終えて、後は萩市街を抜けて萩往還道を南下するだけだ。
萩市街は、距離を稼げる平坦なコース。萩往還道の入り口までと走り始める。
市街地の真っ直ぐな道を走っていると、前方から他のコースの人達がやってきている。
「お帰りなさい!」、「お疲れ様!」や、「すごい!すごい!」と拍手してくれる。

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     〈一升谷の登り、半分寝ながら歩いていました〉

多くの人達から応援のエールを受けて、それに答えていると元気が出てくる。
最後の坂道もほとんど歩くことなく走ることができた。
いよいよ萩往還道を行く、これから全て歩きでも完踏できるだろう。
長い坂道である一升谷の単調な上り坂では、ふらふらしながら登った。
それでも一歩一歩ゴールに近づいている。

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     〈最後のエイド佐々並、あと15キロ、完踏が見えてきました〉

一升谷も登りきって、最後のエイド佐々並を目指す。
今回も名物の豆腐を食べ損ねる。もう少し早ければ残っていたようだ。
最後の坂堂峠を登りきって、石畳の下り坂を慎重に下っていく。
昨年も演奏されていたオカリナの奏者が、
「十分に間に合いますから、慎重に下ってください」と、エールを送ってくれる。
制限時間の30分前ぐらいに、ゴール前の上り坂にさしかかる。
既にゴールした多くの人達が、暖かい祝福の言葉や、ねぎらいの言葉を掛けてくれる。
ちょっと照れくさい。

ゴールテープが近づいてきて、ryujiさんが、
「かねやんさんを真ん中に3人一緒にゴールしましょう」と言ってくれた。
3人とも最後まで気持ちで負けることなく、3人一緒にゴールすることができた。
最高の形で萩往還のエンディングを迎えることができて、最高にうれしい。
ゴール後は、お互いの健闘を称えあい、がっちり握手した。

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     〈瑠璃光寺に帰ってきました、最高の達成感〉

ryujiさん、じじさん、ほんまにお疲れ様でした&ありがとうございました。
そして、コース上でエールを交換し合った全てのランナーさん、
応援してくださった皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
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by toshihi616 | 2008-05-08 21:08 | 大会参加 | Trackback | Comments(22)

第20回萩往還マラニック250 ②

2.俵島から宗頭文化センター(175キロ)まで

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     〈アップダウンを繰り返して川尻岬を目指しますが、暑くなってきました〉

約100キロ走ってようやくチェックシートにパンチを入れることができた。
CP(チェックポイント)は、まだ9ヶ所も残っている。
俵島を1周して、次のCPである川尻岬を目指す。

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     〈このエイドで今大会初めてビールを飲みました〉

相変わらずのアップダウンを繰り返しながら、ようやく川尻岬に到着した。
ここは食堂がCPになっており、今大会初めてカレーを頂く。
食欲が落ちている時は、カレーに限る。あまりに暑いので「DRY」も。

徹夜で走ってきて、さすがに睡魔が襲ってきたのか、
木陰で15分だけ仮眠を取ることにする。
15分経てば誰かが起こしてくれるだろうと、
携帯で目覚ましをセットすることなく、ザックを枕に寝てしまう。

その後、後から来たランナーさんが、寝ている私達に道を尋ねる声で目が覚めた。
もし、あの人が声を掛けてくれなければ、1時間でも2時間でも寝ていたかもしれない。
危ないところだった。

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     〈ここの棚田は日本棚田百選にも選ばれたそうな〉

たった15分だけであるが、寝ていたことは確かで、頭は少しすっきりした。
次のCPである、立石観音を目指す。
海岸線まで下りていくのだが、途中の棚田の景色が印象的だった。
12時10分頃に、第3CPの立石観音に到着。

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〈立石観音、いい景色なんですが、ここからまた登りが続きます〉

次に目指すのは標高330メートルの千畳敷のCP。
しかも千畳敷の手前にあるそこそこ標高のある丘を越えなければならない。
日差しは相変わらずで、今回のコースのポイントの一つで、
六甲縦走でいうと、稲妻坂から天狗道といったところか。

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     〈千畳敷、ここまで登るのがどんだけしんどいか〉

最後の坂道は、車でも悲鳴を上げながら登る急なコースで、
しかも、何度も何度も頂上と見せかけて欺かれる。
体力的にも精神的にも大きなダメージを受けて、ようやく千畳敷のCPに到着した。
そこからの景色は素晴らしく、しばしタイムのことを忘れてアイスクリームを食す。
この千畳敷のCPで約125キロ、全行程のようやく半分を走ったことになる。

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     〈西坂本のエイド、このエイドでは女子中学生が名前を読んで応援してくれます〉

この千畳敷の登りで体力を消耗して、次のCPである仙崎公園までが、とても辛かった。
アップダウンはあまりないが、走る気力が湧いてこない。
タイム的には、この区間をだらだらと歩いてしまうと、
後半よほど頑張らないと時間内完踏は難しくなる。
キロ9~10分でも走っていれば、それだけ後半の往還道で余裕ができる。
ここは中盤の頑張りどころと思い、単調な国道をできるだけ走る。

ようやく仙崎公園に到着。
仮眠施設のある宗頭文化センターに、できれば夜10時までに到着したいが、
このままのペースでは難しそう。
何度もこのコースを完踏している人のHPでは、
「宗頭文化センターを深夜0時までに出発できれば楽勝で完踏できる。
どんなに遅く着いても2時までに出発しないと後が苦しい」と書いてあった。

仙崎公園からは、CPである鯨墓まで往復21キロのピストン。
この往復コースは、アップダウンがあり、上りはとても走れない。
鯨墓のCPでチェックシートにパンチを入れ、仙崎公園への復路を走るが、
途中でとうとう日が暮れてしまう。

この夜道をパーティのトップで走ったが、前方からはライトをつけて車が来るし、
歩道のない道路で直ぐ横にはむき出しの側溝が待ち構えているなど、
とても危険なところで、今回のコース上で一番神経を使った。
なんとか、仙崎公園まで戻り、約12キロ先の宗頭文化センターを目指す。

仙崎公園から国道191号に出るまで、少し迷ったがなんとか国道に出る。
この夜の国道は、ほんとに長く感じた。
23時過ぎに宗頭文化センターに到着。
あわただしく、食事、お風呂を済ませて、仮眠を1時間程度とり出発を1時半とする。
残りを全て歩きでも完踏できる時間に出発したかったがそれは叶わぬ夢。
でも、走れるところはジョギングでも走っていれば十分完踏できる。

宗頭文化センターまで175キロ、ゴールまであと75キロ。
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by toshihi616 | 2008-05-07 22:03 | 大会参加 | Trackback | Comments(0)

第20回萩往還マラニック250K ①

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〈新緑が鮮やかな瑠璃光寺に今年もやって来ました〉

萩往還マラニック250キロに参加してきた。

コースは、山口市の瑠璃光寺をスタートして、北西方向に日本海を目指す。
秋吉台を通過して日本海に出て、そこから日本海沿いに長門市、萩市を走る。
萩市からは、萩往還道を南に下り、スタート地点の山口市の瑠璃光寺がゴールとなる。
距離にすると、約250キロにもおよぶ。

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     〈萩往還マラニック公式HPより〉

スタート時刻は、5月2日の18時で、制限時間は48時間で、
5月4日の18時までに瑠璃光寺に帰ってこないといけない。

大会期間中の天候は、いい天気に恵まれて暑いぐらいだった。
特に3日の日本海沿岸のコースは、山道のように日差しを遮るもののない舗装路が多く、
快晴の天候をうらめしく思った。

1.スタート(瑠璃光寺)から俵島(97キロ地点)まで

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     〈スタート地点、出発人数は362名〉

今回のメンバーは、昨年この大会の140キロを完踏した時と同じで、
ryujiさん、じじさん、私の3人。
スタート前に、ひげ親父さん、YOKKOさん、酔いどれランナーさん、vase jeuneさんなど、
多くのランナーさんにお会いして、エールの交換をする。
5月2日18時、小野会長の「エイエイオー」の掛け声とともに、いよいよスタートする。

JR山口駅前を通過して、しばらく川沿いのサイクリングロードを走る。
体調はまずまずで、トップのじじさんのペースで無理なく走れている。
このあたりは大きなアップダウンもなく、快調に距離を稼いでいく。
コース上の白線の矢印や、要所要所にはスタッフの方がいて、
コースアウトすることなく走れる。ただ、雨で白線が消されると難しくなる。
今年は雨の心配はなく、そういう意味でとてもラッキー。

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     〈西寺交差点のエイド、ほぼフルの距離、少し疲れてきました〉

ほぼフルマラソンの距離を走り、西寺交差点のエイドに到着した。
ここのエイドには、コーラやレモネードなどがあり、いい気分転換になる。
時刻は23時半頃で、休憩していると汗がひいて寒く感じる。
ウインドブレーカーをザックから取り出し、
食事のできる豊田湖畔のエイドを目指して再び走り始める。

西寺交差点から豊田湖畔のエイドまで長く感じた。
走り始めの快調さは既になく、少し足が重たくなってきた。
なんとかエイドに到着して、うどんとおにぎりを頂く。
スタート前にひげ親父さんから、
「豊田湖畔のエイドでは、食欲がなくても無理してでも食べなあかん。
深夜だし疲れて胃が受け付けないけど、ここでしっかり食べないと、体がもたんよ」
と、アドバイスされたのを思い出す。

幸いなことに、このエイドでも美味しくうどんなどを食べられた。
昨年は、同じような時間帯に全く食欲がなく、その後、腹に力が入らず辛い目にあった。
思えば、最後まで食事をしっかり取れたのが、完踏に繋がったのかなと思う。
念のために、昨年お世話になった胃腸薬を飲んでおいた。

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     〈俵山温泉のエイド、立ち止まると寒いくらいです〉

3日3時10分頃、俵山温泉を通過して、アップダウンのあるコースを、
日本海目指して走っていくのだが、この区間で見れた星空は素晴らしかった。
この満天の星空を見れただけでも、この大会に参加した値打ちがあると思った。

♪ 星降る夜は 部屋の明かり消して 静かに静かに 星のささやき聞こう ♪~

かぐや姫の「星降る夜」のフレーズが自然と頭の中に浮かんでくる。
ほんとに、星が夜空から落ちてきそうだ。

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     〈大坊ダムを過ぎて、ようやく日本海が見えてきました〉

夜も白々と明けてきて、大坊ダムのエイドが見えてきた。
ドリンクだけのエイドと思っていたら、暖かいブタ汁のサービスがあり美味しかった。
下り基調のコースをどんどん進むと、目の前に日本海が見えてきた。

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     〈海湧食堂のお粥、お腹に優しく美味しかった〉

3日6時10分頃、海湧食堂に到着。
既に到着されたランナーさん達が、お粥を食べている。
美味しそうなので私も注文する。生ジョッキを傾けている人もいた。
塩分補給のために食塩をふりかけて食べたが、
ほんとに美味しく、少々胃腸が弱っていてもこれなら食べれると思った。

海湧食堂で食事をしてから、予め荷物を預けている油谷中学校で、Tシャツに着替える。
明け方でまだ肌寒かったが、思い切ってTシャツに着替えたのは正解だった。
日が昇るにつれ気温はどんどん上昇して、暑くてたまらない1日を予感させる。

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     〈俵島の周回コースからの風景、日本海の海はとてもきれいです〉

第1チェックポイントである俵島まで、アップダウンのあるコースを歩きを交えて進む。
日差しが強くなるにつれ、ペースがどんどん落ちていく。
俵島のCPに8時40分頃到着。
ここまでで97キロ、まだ150キロ以上も残っている。先は長い。

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     〈俵島の第1チェックポイント、白い看板がチェックポイントです〉
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by toshihi616 | 2008-05-06 12:30 | 大会参加 | Trackback | Comments(0)

萩往還、ちょっと遅い速報

ゴールから1日以上経過していますが、
萩往還マラニック、250キロ、ryujiさん、じじさん、わたしの3人共に、
無事完踏しました
ryujiさん、じじさんに感謝です!

昨日は、大会中の睡眠不足を補うかのように、よく寝ました。
そして、一番上の娘から、「すごいね!」と言われ、
完踏をようやく実感できました。
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by toshihi616 | 2008-05-06 05:18 | 大会参加 | Trackback | Comments(20)