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鯖街道ウルトラマラソン

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〈オグロ坂のブナの森、実際は写真より数段素晴らしいです〉

鯖街道ウルトラに参加してきた。

今回で4回目となる。
大学時代にクラブの山小屋が八丁平にあり、
4年間に何度も訪れた京都の北山を走り抜けるこの大会は、
大学時代の思い出の場所に帰るようで、2週間前に萩往還に参加したにもかかわらず、
どうしても外せなくなり今年もエントリーしてしまった。

天候は昼から少し雲が広がるようだが、雨の心配は全くない。
体調のほうは、76キロという長丁場のため、どこで体が悲鳴を上げるかわからないが、
昨年のように走る前から気にするような故障箇所はない。
天候も体調も「良」である。

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     〈スタート地点の小浜の商店街〉

毎回、タイムは二の次で、大学時代の思い出を蘇らせながら完走できればそれで十分。
そんな気持ちで走っていたが、今回はタイムも頭の隅っこに置いて走ってみたい。
昨年が10時間23分だったので、目標とするタイムは10時間切り。

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     〈下根来のエイド、鯖街道の壁画が見事です〉

スタート前、ミカンさん、ocさん、青ちゃん、nomu3さんと出会い、お互いエールを交換する。
6時に小浜の商店街をスタート。
スタート後は、上根来のエイドまで、ミカンさんと色々と話をしながら、
ちょうどいいペースで並走する。

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     〈根来坂の手前から、小浜方面を望む〉

昨年は、小雨が降っていて、最初の峠である根来坂付近からの眺望は良くなかったが、
今年はいいお天気で、小浜方面の景色も一望できた。
ただ、走るのには昨年のような天候のほうが走りやすい。
山の中では、時折さわやかな風が吹くなどして気持ちがいいが、
久多までの遮るもののない舗装路では、暑さでペースが落ちないか心配になる。

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     〈針畑川沿いの舗装路、暑かったです〉

根来坂での登りでミカンさんの登りのペースについていけず、
マイペースで登ることにする。
峠を越して、いよいよ五月晴れのなか舗装路を走ることとなるが、
最初の峠越えで少し無理をしたのか、左足の付け根に少し違和感を感じる。

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     〈針畑診療所前のエイド、キュウリがなぜか美味しい〉

少し早いが、気分転換にアミノバイタルゼリーを食べる。
感覚的にはまだまだ先と思っていた針畑診療所前のエイドが見えてきた。
調子がいいのか悪いのか、よくわからない。
このエイドで昨年とても美味しかったきゅうりを頂く。

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     〈茅葺きの民家も残っていて、日本昔話に出てきそうな風情です〉

ストレッチをしてから再び走り出す。
こんな所にログハウスを建てて、一日中、渓流釣り三昧できたらと、
夢のようなことを考えながら、久多のエイドを目指す。

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     〈久多のエイド、おにぎりを無理やり詰め込みました〉

久多のエイドには、昨年より5分程度早く到着できた。
久多までのロードで、暑さと足の違和感とで相当なタイムロスを覚悟したが、
このタイムには一安心した。
このエイドでのおにぎりをしっかり食べておかないと、後半ガス切れとなる。
暑さであまり食欲はなかったが、たっぷりと塩をふりかけたおにぎりを、
麦茶で無理やり胃の中に流し込んだ。

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     〈オグロ坂の登り、新緑が眩しいほどです〉

おにぎりエイドの後、2番目の峠、オグロ坂峠を目指す。
例年だと前後にランナーさんがいて、列をなして登っていくのだが、
今年はなぜか前後にポツリポツリといるだけで、
まるで一人で登山をしているようだった。

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時折、小鳥のさえずりが聞こえ、目には鮮やかなブナの新緑が飛び込んでくる。
この峠越えは体力的にはつらいが、この素晴らしい自然に抱かれて、
今年もこの大会に参加できた喜びを感じる瞬間である。

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     〈オグロ坂峠に到着、ええ感じの峠でしょ〉

オグロ坂峠に到着して、湧き水を探すが見落としたのか発見できなかった。
昨年は確か祠の近くにあったはずなのに。
湧き水が見つからなかったのは残念だが、体調は復活の気配だ。
峠越えで歩いて登るばかりで、使う筋肉が違うのが良かったのか、
足の付け根の違和感が和らいでいる。

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     〈コカコーラのある大見のエイド、楽しみの一つです〉

走り始めてからも、下り基調の八丁平のコースを、いい感じで走れている。
相変わらずの天気だが、山の中なのであまり苦にならない。
最後の峠まで、上り坂では歩きが入るが、
下りや平坦な道は、何とか走れている。

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     〈杉峠のエイド、今年も素麺ゲットできました〉

杉峠のエイドでは、今年も素麺にありつけた。
このエイドの到着時刻が午後2時前で、いままで忘れていた10時間切りを意識させる。
キロ6分を少し超えるペースでも走り続ければ、なんとかいけるのでは。
2杯目の素麺をかき込んで、急坂を下り始める。

昨年、恐る恐る下った鞍馬への坂道を、
今年は少しでも貯金を作ろうと、私にしてはいいペースで下っていく。
でも、あまり調子の乗ると平坦な道になってから、走れなくなるので自重気味に。

鞍馬を越えて市原からの上り坂を歩いてしまったが、
鞍馬から走れる所は、キロ6分を少し上回るペースを維持できている。
こんな時はペースを確認できる時計は重宝する。
それともうひとつ大きな励みは、ゴールでryujiさんと和尚さんが、
ビールを用意して待ってくれていることだ。
ゴール後のビールを飲む姿を想像しながら走り続けた。

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     〈いくつもの橋をくぐって、ようやくゴール、完走賞の焼き鯖が待っています〉

加茂川の河川敷に入って、残りの距離からジョギングペースでも走り続ける限り、
10時間切りは間違いないと思った。そして、なんとか9時間54分でゴールすることができた。
いつもなら、河川敷に入ると、その日の体調により無理せずに流れのままに走ってしまう。
でも今回は10時間切りという目標があり、最後まで気を抜くことなく走りきれた。

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     〈ryujiさん和尚さんのビールエイド、生き返りました。ありがとうございます〉

その分、ゴールしてからの疲労感は甚だしく、しばらく体を動かすのが億劫でつらかった。
当然、ゴール後の達成感は鯖街道初完走と同じくらい大きかった。
早朝から夕方まで、豊かな自然の中で充実した時間を過ごせて、
差し入れのビールを美味しく飲めて、
なんとも贅沢で最高の1日だった。

最後に、このような素晴らしい大会を開催・運営されたスタッフ及びボランティアの皆さん、
いつまでも継続してほしいです。
ありがとうございました。
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by toshihi616 | 2008-05-19 22:07 | 大会参加 | Trackback | Comments(18)