第33回大阪府チャレンジ登山大会
2007年 04月 09日

大阪府チャレンジ登山(山岳マラソンの部)に出場してきた。
去年もこの大会に出場して、葛城山や金剛山を越えていくダイトレを走ったが、
階段が多く高低差も激しい、太ももに厳しい大会だった。
6時間半ほどかかり、バテバテでゴールにたどり着いた。
今回は、6時間切りを目標としてこの大会に挑んだ。
当日の天候はうす曇で、走っているときは少し暑いかなと感じたが、
前日の雨も上がり、まあまあのコンディション。
ただ、前日の雨の影響でコース上は滑りやすいところもあった。

始発に乗って、スタート地点の二上山のふもと「ふたかみパーク」に8時頃到着。
ここで、久しぶりにミカンさんにお会いする。
ミカンさんは、既に受付を完了されて8時10分スタート。
私は、受付に時間がかかりそうなので8時30分スタートとした。
今回、心拍計を装着して初めてレースに挑んだ。
目的は、心拍数によってオーバーペースを防ぐためと、
ラップごとの平均心拍数とを計測するため。
ただ、自分にとってどの程度がレッドゾーンなのか、よく分からない。
上限の心拍数を設定することなく、
その時の肉体的な負荷度合いと心拍数との関係を観察することとした。
それと、各区間の目標タイムを設定した。
前回のタイムの85%をその設定タイムとした。
85%の根拠は、加古川マラソンでの1年間でのタイム短縮率約10%と、
5%の努力目標を合計したもの。
目標タイムどおりに走ると、5時間34分のタイムとなる。

スタート後、最初の坂道で心拍計を見ると、いきなり160を超えている。
アップもろくにせずにいきなり走り始めたので体がびっくりしているのか、
少しスピードを抑えて、しばらく様子を見る。
最初の区間では、絶えず140台で推移しており、
少し無理しているなと思うときは、140の後半の数値を示していた。
なんとなく、145までならなんとか持続できそうな運動強度で、
146を超えるとつらいな~という感覚。
できるだけ146を超えないように注意した。

スタートから葛城山のチェックポイントまで、2時間7分。
85%短縮の目標タイムが2時間1分なので、なかなかいい感じ。
この区間でほぼ目標タイムをクリアーしているので、
6時間は切れるかなと思った。
そして、少しお腹が空いてきたので、豆入りの大福を食べて金剛山の登りに備えた。

厳しい登りをなんとかやり過ごし、金剛山のチェックポイントで3時間31分と、
この区間も目標タイムとほぼ同じ。
ただ、葛城山、金剛山と登り、太もも全体がだるくなってきた。
去年ほどの疲労度ではないが、ここからが頑張りどころである。
しばらく走っていると、後ろから「こんにちは」という爽やかな声がして、
私の横を走り抜けるランナーさんがいる。
お顔をチラッと拝見すると、この前の平荘湖駅伝に出場されていた方じゃないかなと。
少しペースを上げてそのランナーさんの前に出て、
「神戸の方ですか?平荘湖駅伝に出場されていませんでしたか?」と尋ねてみた。
それが、きっかけでいろいろと話しながら走っていると、
大会の2週間前にダイトレを試走して、金剛山からの下りで道を間違えたとのこと。
同じような話を、ランママさんのブログで読んだことがあり、
まさかと思ったが、
「ランママさんのブログにコメントされて方ですか?」と、聞いてみると、
まさしく、その人(ハンドルネームはHASEさん)だった。
HASEさんは、六甲縦走路を7時間を切って走られる次元の違うランナーさんで、
どうりで安定した走りをされていると思った。
このままHASEさんに付いていけば好記録は間違いなしと思ったが、
やはり7時間切りのランナーさんはスピードが違い、
最終チェックポイントの行者杉峠手前で付いていけなくなった。
でも、金剛山から行者杉峠までの区間は、去年の大会では長くつらく感じたが、
今回はHASEさんの後ろをひたすら走り、行者杉峠までがとても短く感じられた。
行者杉峠を通過後、ミカンさんの後姿が目に入る。
少し辛そうで脚がもう限界ということで先に行かせてもらう。
しかしながら私のほうも、HASEさんと一緒に走った区間で、
知らず知らずに自分を追い込んでいたようで、
ブンダ谷の急な下り坂では、太ももの付け根が痛くなりテンポよく下ることができなかった。
でも、ゴールまでの最後のロードでは、ここを頑張れば5時間30分を切れそうだったので、
なんとか最後までダレルことなく走りきることができた。
タイムは、5時間29分44秒と、滑り込みセーフで30分を切ることができた。
ほぼ目標タイムどおりで走れて、満足のいくレースだった。

ゴール付近で着替えながらミカンさんの到着を待つ。
ミカンさんも無事完走された。
大阪までの車中、今後の大会参加のことや秋のハセツネのことなどを話し、
楽しい時間を過ごさせてもらった。
ミカンさん、野辺山楽しんできてください。
トレイルのレースは、アップダウンがありとてもつらい時もあるが、
ロードのレースにない面白味がある。
しんどいけど止めやれまへん。
by toshihi616 | 2007-04-09 22:04 | 大会参加 | Trackback | Comments(14)

山の神様! かねやんさん! ですね
それにしても緻密な計算ランですね
さすがかねやんさん!
おめでとう。
当日のコースは滑り易く、転倒した人などあったようですが、怪我はなかったですか?
アップダウンが多い脚は思った以上にコースは疲労するもの。
頑張ってくれた脚、ケアして上げてください。
余談ですが、先日の北山トレイルの後、トレイルラン用のシューズ買いました。トラブコを何軒かショップ探したのですが、いずれも在庫なくRun-
Walkでサッカーにの舗装道路もOKと言うモデルにしました。
すごいですね,トレイルラン。
スタート地点での参加者の後ろ姿の写真がいいです。
これから走るぞと言う気持ちと,最後まで走り通せるかなと言う気持ちが感じ取れます。
歳の近いかねやんさんの頑張りには,いつも勇気をいただいています。
私もできる範囲で頑張りますわ。
レースとなると山道はしんどいです。でも、目標としたタイムどおりに走れると気分いいですね。萩往還も目標どおりに走れるといいのですが。
爽やかでした?(笑)
一応、登山、抜かさせていただく度に、皆さんにご挨拶させて頂きながら走ってました。(笑)
あんまり持ち上げないでくださいよぉ・・・。(焦)
ここんところ、たまたま脚がいい感じにできてるだけだと思います。
また、六甲でもご一緒しましょうね。
ハセツネも行かれるのですか?
HASEも今年はチャレンジしたいと思っているので、また色々教えてください。
今後ともよろしくお願いします。
葛城山からの下りに石畳があるのですが、ここは濡れてツルツルなので慎重に下りました。そこ以外は、特に足元不安なく走ることができました。
トレイルシューズ、購入されましたか。鯖はサッカーニで走られるんですか。舗装路もOKなら、鯖にはピッタリかもしれませんね。
ほんとは、のんびりと景色を楽しみながら山道を走りたいのですが、レースになると年も考えずに無理をしてしまいます。でも、この大会、40、50才台の参加者って意外と多いんですよ。昭和30年世代、頑張りましょう!
ハセツネは、去年初めて出場したのですが、たぶん今年もエントリーすると思います。ゴールできたときは素直にうれしかったです。
去年は完走だけが目標でしたが、今年はいろいろと作戦を練って記録を更新したいです。
大会が近づいてきましたらいろいろと情報交換させてください。
こちらこそ、よろしくお願いします。
やっぱり、あの坂道を走っていたら体が持ちませんよね。下りの勢いで坂道を上る、いわゆるジェットコースター走法ですね。トレラン・テクニック、ひとつ押さえました。
淡路島1周の練習は知人たちがやっていましたね。 北半周も良いですね。 私がもっと速く走れたらご一緒したいところですが、かねやんさんの練習の邪魔になると思うので・・・、思う存分マイペースで走ってきてください。
山道を走るのは変化があって楽しいです。しんどいですけどね。
淡路島のロング走は、皆さんチャレンジされている見たいです。同じクラブの人も萩往還前に1周されたみたいです。今度の日曜日が楽しみです。