
須磨アルプスを登ってきた。
出発しようとしていた7時頃、あいにくの雨で今日は中止を決定した。
でも30分もすると雨も上がり、行けそうな天候になる。
当初は宝塚から有馬を計画していたが、すぐに登れる近場に変更。
神戸地下鉄の妙法寺駅から、須磨アルプス越えて須磨浦公園駅までのコースとする。
歩き始めはまだ小雨がポツリポツリと降っていたが、
それも上がりなんとか天気は持ちそうな感じ。
でも、蒸し暑い。かあさんの顔を見ると汗が玉のように噴き出ている。
私も、太ももの汗がズボンにまとわりついて何とも歩きにくい。

妙法寺駅を10時40分に出発して、11時30分に須磨アルプスの馬の背に到着。
明け方の天候が悪かったので、登山を楽しむ人も少ないかなと思ったが、
意外と多くの人とコース上ですれ違った。
すれ違う人は皆、サウナから出てきたような、汗だく状態の人ばかり。

12時10分に展望台のある栂尾山に到着し休憩。
ここから見ると遠くに最後の山である旗振山が見える。
かあさんが「まだあの山を登らないといけない」とため息をついている。
斜面には「おらが茶屋」に続く長い階段も見える。
今日はガスコンロなどのギアを持ってきていない。
途中の「おらが茶屋」に美味しいカラーライスがあると、
雑誌で見たことがあるので、そこで昼ごはんにする予定である。
でも、蒸し暑すぎて、12時を過ぎているというのに、食欲が湧いてこない。

長いコンクリートの石段を登り切ったところに「おらが茶屋」がある。
階段を上った二階がお店となっているが、かあさんは特にお腹が空いていないとのこと。
暑さでちょっとしんどそう。もう少しなので頑張ろう。
もう少し頑張ってゴールの須磨まで行くことにする。

13時45分、無事に須磨浦公園駅に到着。
Tシャツは汗だくでこのまま冷房の効いた所にいると風邪をひきそう。
ズボンも汗で太ももにまとわりついて何とも気持ちが悪い。
でも、垂水の「太平の湯」までの辛抱。
垂水駅で送迎バスにギリギリ間にあって銭湯へ。
すっきりした後に飲んだ大ジョッキは最高であった。
かあさんも、お風呂に入り、少し元気になり食欲も出てきたみたい。
なんか修行のような登山であったが、これで富士登頂に一歩近づいただろう。
いよいよ次は最終テストの武奈ヶ岳にチャレンジしたい。