飛騨高山ウルトラ、なんとか完走
2012年 06月 10日

開催地が高山で、まだ高山観光をしたことがない。
観光を兼ねて行きませんかと家内を誘うとOKとのこと。
あまりコース等を理解しないまま、エントリーしてしまう。
エントリー後、コース等をよく見るとアップダウンの激しいコース。
獲得標高は、あの村岡を超えるようで、大変なレースにエントリーしてしまった。
前日の土曜日に車で高山入りして、その日は高山陣屋や古い町並みを観光した。
明日、家内らは白川郷を観光するようだ。
土曜日は小雨のぱらつく天候だったが、明日もこんな天気を期待したい。
曇り空ぐらいが走るのにはちょうどいいのだが。

5時にスタート。
スタート直後に、昨日観光した古い町並みの通りを再び通る。
緩やかに上りながら山間部に入っていく。
コースはスキー場へ続く道が一部未舗装だが、あとは舗装路である。

印象に残った上り坂は次の3箇所。

それまでは比較的緩やかな坂道であったが、キャンプ場を過ぎると急にきつくなる。
前半ぐらいは走って登ろうと思ったが、ちょっと無理と判断して歩きを入れる。
この坂道を登っている時は、霧雨状態で気温も高くなく助かった。

このころには雨もしっかりと降り出して、どうなるかと心配したが、
スキー場を過ぎて下るころには、雨も止み天候は回復していくことになる。
このコースの最高地点1,345メートルで、スタート地点から800メートルほどの登り。
覚悟していたが、まだ前半で体力もあり意外とすんなり登れた。

アップダウンを繰り返しながら、
峠越えの林道に入りなかなか峠の見えてこない道を延々と登る。
最初のうちは何とか走っていたが、根負けして歩きが入る。
一度歩きだすと、もう走れないがかなりの時間を歩きとおしてようやく峠を越した。
このころには天気も回復して、日差しも強い。
ただ、時折いい風が吹いて、天候により気力が萎えることはなかったが、
とにかく嫌になるほど長い上り坂だった。

距離は2キロほどでそんなに長くはないが、結構キツイ坂道で走る気力は0。
周りのランナーもほぼ全員が歩いていた。
へたに走って体力を使うより、ここは歩きで休憩して、
その後のランに体力を温存したいところである

家族の応援の中、何とか無事にゴールできてホッとした。

他の山岳ウルトラである、村岡や野辺山に参加したことがなく比較はできないが、
後半は、平坦な道でもジョグが精一杯で、厳しいウルトラであった。
感想としては、集落部と山間部を交互に走るが、
集落部では、コース沿いの家の前で温かい声援を送ってくれる。
又は、畑仕事のおばさんが、やさしく声を掛けてくれて、とても励みになった。
山間部に入っても、自然豊かな周りの景色を楽しんだ。
こんないいコースを走れることは滅多にないので、
走れることに感謝しながら気持ちよく走ることができた。
ただ、中盤、後半になり疲れてくるとそんな余裕もなくなりますが(笑)。
9月には村岡ダブルフルがある。
厳しいがいい大会と聞いているので、
楽しむためにももう少し坂道に強くなりたいものだ。
▲ by toshihi616 | 2012-06-10 00:00 | Trackback | Comments(8)